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人生を決めるのは

執筆者の写真: 日野晃日野晃

2018/12/10


明日は息子と初リハーサルだ。

息子は和太鼓を叩く技術は、驚く程高い。

もちろん、ここで言葉としてややこしい問題がある。


「太鼓を叩く」のは、叩きたい衝動や情熱が下支えしている。

そして、その衝動や情熱が、表現する為の技術を必要と欲する。

しかし、しかしだ。

その図式のまま進んでいけば何の問題もないのだが、残念ながらそこのエネルギーというか気持ちというか、それが下がれば幼い自意識が目立って来るのだ。


もちろん、それが見える人と見えない人がおり、見えない人が大半だから、成立しているだけだ。

その意味では、成立しているのだからそれでいいではないか、なのだが、そうすると、当人は幼い自意識を成長させることは出来なくなる。

それは、深い楽曲を観客の人達に聴かせることは出来ないということだ。

同時に、その太鼓はいわゆる技術のみのものになる。

そういったところの境目にあるのが息子だ。


先日のツアー最後の演奏を聴いた。

やらなければならない事が山ほどある。

そのことのリハーサルだ。

私との共演云々ではなく、息子がこれからどう生きていくのかの、土台になることの稽古だ。


和太鼓、そして音楽を選んだということは、自分自身をどれだけ深めていけるかの道を選んだということになる。

もちろん、当初はそんなつもりは無かったかもしれない。

しかし、情熱があり技術が進化しているのは事実だ。

であれば、好むと好まざるとに関わらず、深くなるしかないのだ。

人生を決めるのは自分ではない。

自分が現してることが決めていくのだ。

 
 
 

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