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シンバルを磨いた

執筆者の写真: 日野晃日野晃

2018/11/1


シンバルを磨いた。

ハイハットは、50年前に買ったものだ。


パイステのサウンドエッジ15インチだ。

当時、こんなハイハットを使っている人はいなかった。

というのも、シンバルの淵にエッジが入っており、余程踏み込みがしっかりしていないと、シャープな音が出ないからだ。

それに底側のシンバルは分厚くなっている。

そういった扱い難い楽器には、特徴があり使いこなせれば、その特徴を引き出す事が出来る。

それも私の楽しみの一つだ。


同じように、スネアドラムは当時グリッチを使っていた。

それは楽器屋のおっちゃんが、「このスネアは、誰も音を出せなかったんや、アキラ君出してみるか」と置いていったものだ。

その楽器に挑戦すること2年。

やっと、コンサートで使える程の音抜けが良くなった。

そんなことが、私の自慢の一つでもあった。


今、使っているスネアはソナーの深胴だ。

10数年前に買ったものだが、これも癖がある。

「工夫をする」という癖が、そういったものを選ばせるのだろう。


現代社会はとにかく便利だ。

もちろん、楽器も同じで音抜けが良い楽器ばかりになっている。

それは一番良いことだ。

だが、私のように工夫癖のある人間には、物足らなさ過ぎる。

その工夫という、私の癖であり宝物を曇らせないように、工夫の種を見つけるようにしている。


もちろん、この便利な社会でもその中で育った人は、育った人なりに工夫が好きな人もいるのだろう。

そればまた次の便利を生み出すのかもしれないが。



 
 
 

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